記念すべき第一回はワークライフバランス?!
2018年8月28日(火)に学生実行委員有志の"もう近大生"によって、第一回学ブロ会が行われました!
学ブロ会とは、学生ブログ会の略で、学生実行委員がより社会問題や環境問題について知識を深めようということで始まった勉強会のことです!
記念すべき第一回は『ワークライフバランス』についてです。ぜひご覧ください♪

学校の授業スタイルで進められました!(^^)!
① 『ワークライフバランスの定義とは』
皆さんはワークライフバランスの定義を知っていますか?
定義とされているのは
「生活の充実によって仕事がはかどる、うまく進む。仕事がうまくいけば、私生活も潤う。」
という相乗効果のことを指します。
ここで問題です
有休を取ると休んだ分仕事が遅れ、不利になると思う人はどれくらいいますか?
(参加者に手を上げてもらった)
答えはNOです!
有休を取る→休養で体と心を休めたりすることで生活が潤う→仕事の効率が上がる
このサイクルが大事で、これが相乗効果です。
②『実際の取り組みって?』
では、実際の取り組みとして何が行われているのでしょうか?
1つは、実際に部署を作るということです。ワークライフバランスの考え方が社内で広まるような企画を提案し行ったり、ワークライフバランスに反するような扱いを受けた場合の相談室をもうけたりしています。これらを実際に行っているのはPowerPointに表示されている企業です。
2つ目は意識の共有です。ワークライフバランスはまだまだ間違った認識をされることが多く、正しい認識を広めることが課題となっています。たとえば、ワークライフバランスの重要性を文言として決めておき、それを毎朝の朝礼時にみんなで声に出して読むだとか、会社で残業削減目標や有給取得率目標を決めておきそれらが達成されたかなどの結果も社内で共有したりします。
皆さんも自分で企業を選択する時、ワークライフバランスがその社内で重要視されているのかなどを確認してみてください(^.^)/

授業中は真剣です(笑)
③『ワークライフバランスの発祥地はどこ?』
ワークライフバランスは、1980年代後半からアメリカやイギリスで発生した概念です。
当初は女性の権利意識向上から育児と仕事を両立することの支援という考え方でしたが、近年では性別、子どもの有無に関わらず誰もが働きやすい会社をつくることを目指しています。
④『ワークライフバランスといえば?』
実際にワークライフバランスがうまく取り入れられているのは主に北欧です。例えば、ノルウェーでは男性の育児休暇など子育て制度が充実していたり、スウェーデンでは子育て制度の充実以外にも、フレキシブルワークやフレックスタイム制度の導入などによりワークライフバランスを世界最高水準で実現しています。
これらの例からも分かるように、北欧には素晴らしい制度が沢山ありますが、ここで知っておいて欲しいことは、北欧の制度の充実を支えているのは高い税金だということです。国の歴史や背景など違うことが多い中で同じようなことを同じように日本で取り入れても上手くいくとは限りません。日本でワークライフバランスを上手く実践できる工夫がさらに必要であると考えられます。
以上の内容が、第一回学ブロ会前半戦の内容です!少しでも理解していただけたでしょうか??
後半戦もお楽しみに…(笑)